2014年3月29日土曜日

[研修レポート]南島原市のモニターツアーへ参加しました。

2014年3月25日(火)〜2014年3月27日(木)にかけて、ソフトバンクBB株式会社さまが代表理事をされている、ブロードバンド推進協議会のメンバー会員として南島原市のモニターツアーへ参加しました。
私の役割としては、昨今「AR技術と観光事例」に関する講演をさせていただくことが多いことから、ICTの活用で、観光地への誘客などを行えるような活性化案をヒントをいただくためとなります。

まずは、写真を交えながら今回のツアーの流れをご紹介します。

■3月25日(一日目)


201403長崎モニターツアー
羽田8:00発の飛行機で長崎空港へ向かいます。

201403長崎モニターツアー
10:30到着。あいにくの雨でした。

201403長崎モニターツアー
長崎空港で、南島原市商工観光課の方に出迎えていただきました。ツアー説明後、バスで南島原市へ向かいます。長崎空港から南島原市までは約1時間半です。

201403長崎モニターツアー
ツアー最初の体験はそうめんの大引きでした。南島原市は統的な食品製造業である手延べそうめんの生産が盛んな土地でもあります。そうめんづくりは、手間暇をかけて長い時間をかけて行われるようです。

201403長崎モニターツアー
さっそくそうめんをいただきました。新鮮な生麺からすぐに茹でたこともあり、大変美味しかったです。

201403長崎モニターツアー
歴史があるそうめん屋さんであるとのことで、江戸時代から保存されている雛人形が飾られてました。

201403長崎モニターツアー
外からは雲仙普賢岳を眺めることができます。

201403長崎モニターツアー
次にIT誘致事例のひとつとなっている、山の寺分校を見学しました。

201403長崎モニターツアー
廃校後も地元の方が丁寧に保存されていたこともあり、現在も活用できるとのことでした。

201403長崎モニターツアー
中も綺麗。IT企業が社員研修や合宿での利用が多いとのこと。

201403長崎モニターツアー
春休みということもあり、校庭では小学生が遊んでいました。無線Wifiが飛んでいるため、DSで遊んでいる子供の姿も。面白いなー。

201403長崎モニターツアー
次に訪問したのは、シイタケ工場のサンエスファーム。倉庫いっぱいでシイタケが栽培されています。

201403長崎モニターツアー
しっかりとした温度と湿度管理がされているようです。

201403長崎モニターツアー
サンエスファームでは製造から流通まで一貫して行う、第六次産業のモデルケースになっています。昨今、1次産業に携わる農業者が、2次産業の加工や3次産業の流通にも関わる「6次産業」化が大きな流れになっているようです(1次産業✕2次産業✕3次産業=6次産業)。TTPに屈しない農家の作り出すために、経営を多角化を行い収益率を高めることが日本の農業の課題になっています。

201403長崎モニターツアー
シイタケの収穫体験を行いました。

201403長崎モニターツアー
たくさん収穫。

201403長崎モニターツアー
工場そばにシイタケショップが有ります。ここではシイタケのおみやげや、シイタケ料理を食べることができます。

201403長崎モニターツアー
シイタケスープ、シイタケハンバーガー、シイタケの天ぷらなど。ジューシーでとても美味しい。

201403長崎モニターツアー
初日の宿泊はエコ・パーク論所原でケビン宿泊でした。

201403長崎モニターツアー
夜はバーベキュー。右は豚肉の刺し身です。絶品でした。現地産の牛肉もとても美味しかったです。

201403長崎モニターツアー
その後、近くの雲仙温泉のお風呂に入りました。

201403長崎モニターツアー
ph2の酸性が強いお湯です。地元の方が普段使う温泉とのことで、さっぱりした浴槽でしたがとても満足。そんな感じで1日目が終了。

■3月26日(二日目)


201403長崎モニターツアー
地元の魚市場でセリを見学しました。掛け声からも活気を感じられました。

201403長崎モニターツアー
南島原で水揚げされる魚は多種多様なのですが、流通数が少ないために、殆どが地元のスーパーなどに降ろされるそうです。鮮度や量の問題もあり遠くても大阪までしか流通されないそうです。

201403長崎モニターツアー
魚がまだ生きている。

201403長崎モニターツアー
市場を見学した後は、口之津歴史民俗資料館へ。

201403長崎モニターツアー
館長さんのガイドを聞きながら、館内を見学します。口之津は過去に3度の大きな繁栄があった歴史がある港とのことです。

201403長崎モニターツアー
当時は船員さんが多かったこともあり、街の繁栄だけでなく、遊郭もあったとのこと。船員さんの豪遊の証拠が飾られていまいた。

201403長崎モニターツアー
繁栄と同時にからゆきさんという悲しい歴史も背負っている港です。
からゆきさん(唐行きさん)とは、19世紀後半に、東アジア・東南アジアに渡って、娼婦として働いた日本人女性のこと。長崎県島原半島・熊本県天草諸島出身の女性が多く、その海外渡航には斡旋業者(女衒)が介在していた。「唐」は、ばくぜんと「外国」を指す言葉である。(Wikipediaより)

201403長崎モニターツアー
船員さんは世界中、航海をしたこともあり帰宅時には各国のおみやげを買ってきたようです。ここには自宅に入りきれない、当時のみやげ品が展示されています。船員さんに自宅には象の牙など、立派な剥製が飾られている家も少なくないとのこと。おみやげを見て孫が泣くので預けた方もいるとのことでした。

201403長崎モニターツアー
次は農業体験でイチゴ収穫体験をしました。丁度今は収穫の時期のようです。

201403長崎モニターツアー
ビニールハウスいっぱいにイチゴが植えられています。

201403長崎モニターツアー
大変甘いいちご。現地で作られたいちごジャムもいただきました。

201403長崎モニターツアー
南島原市では、地域の人たちが手作りの料理を振る舞い、家族の一員として農業や漁業などの地元ならではの民泊体験ができます。2日目の宿泊は民泊をすることになりました。モニターツアーのメンバーは、3〜4名づつに別れて、それぞれの民泊先の方よりご説明をもらいます。

201403長崎モニターツアー
夕食は、現地の刺し身や野菜三昧です。思わず唸るほどの絶品料理。この夜は美味しい食事のためかお酒が大変すすみました。

■3月27日(三日目)


201403長崎モニターツアー
最終日はようやく空が晴れ渡りました。透き通った空と空気、そして絵に描いたような海岸の風景。

201403長崎モニターツアー
素敵すぎて、いつか家族や社員を連れてきたい!と思ってしまう程です。

201403長崎モニターツアー
最後にメンバーで離村式です。記念撮影。

201403長崎モニターツアー
そしてツアー最後は、専用船に乗っての野生イルカウォッチングです。

201403長崎モニターツアー
民泊先の方が港より手を降っていだきました。

201403長崎モニターツアー
イルカを見られる確率はほぼ100%のことでしたが、この日は全くイルカが現れない。。しかし全員が不安に思っていた時、ついに海の上から現れました!

201403長崎モニターツアー
おー!

201403長崎モニターツアー
こちらは動画です。

201403長崎モニターツアー
東京に戻る前に、南島原市の職員の方よりご挨拶をいただき、ここでツアーが終了しました。

■南島原市とはどのような土地か?


歴史的な背景で大きなところとしては、1637年の島原の乱で住民のほぼ全滅し、その後幕府の移民政策で九州各地からの住民が集められた土地です。
農業や漁業が行われており、伝統的な食品製造業である手延べそうめんの生産が盛んです。
また、一次産業の割合が25%と長崎県平均の9%と比較して高い割合で。中でも農業の就業者数が23.1%と最も多くなっています。
人口は5万人程度。しかし平成32年では4万4千人となり。64歳以下、特に15歳未満の人口の割合が減少し、65歳以上の割合が年々増加していて高齢化が急速に進んでいます。少子高齢化はどの地方自治体が抱える問題でしょう。

■素晴らしい資源を世界中に伝えること


とにかく素晴らしい資源を失ってはいけないと素直に感じました。
販売先の活路を国内だけでなく、世界中に伝えることができれば、発展が望むことができる土地だと思います。
ICTを有効活用することで、街や資源をブランド化することも大切ですが、誰でも可能な第一歩として、その土地で楽しんだひとりひとりが、学校や会社でその良さを伝えるだけでなく、普段利用しているソーシャルメディアなどで発信すれば、地道な土地の認知になると思いました。
観光先が素晴らしいと感じたら、その御礼として、観光地の小さな広報マンになる。
誰でもできる、その恩返しのその繰り返しが街と観光の発展になるのではないでしょうか。

観光地での満足度上げ、さらに観光客が恩返しをしたくなるような、ARを活用した仕組みづくりを今後もチャレンジしていきたいと感じました!

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ARアプリ企画・開発をしているレイ・フロンティア株式会社の田村です。
大手企業さまに多くの活用実績がある、イベント特化型のARアプリ「LIVE SCOPAR」を展開中です!
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